不要品買い取り装いヤミ金 容疑で「買取キング」運営者ら逮捕、「即日現金化」などうたう

AI要約

警視庁がヤミ金業者を逮捕。不要品買い取りを装い、インターネットで現金を振り込む手法を使用。

疑いのある容疑者らは約1600人に2億数千万円を貸し付けたとされる。

捜査では、業種を偽装したヤミ金業者であると断定。

不要品買い取り装いヤミ金 容疑で「買取キング」運営者ら逮捕、「即日現金化」などうたう

インターネットでの不要品買い取りを装って現金を振り込む「先払い現金化」の手法でヤミ金業を営んだとして、警視庁生活経済課は出資法違反(超高金利)の疑いで、東京都江東区、会社役員、萩原教章(のりあき)容疑者(40)らを逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、萩原容疑者らは不要品買い取り業者を装うサイト「買取キング」を運営。「即日現金化」「商品画像があればOK」などとうたい、令和4年5月~6年2月ごろまでの間、約1600人に2億数千万円を貸し付けたとみられるという。

客に不要品の商品画像を送信させ、商品を受け取る前に代金を先払いするという形で「貸し付け」を行い、取引のキャンセル料などとして元本に金利を上乗せして「返済」させていた。

不要品買い取りの実態はなく、同課は業種を偽装したヤミ金業者とみて調べている。