教師が下見を請願 大阪・関西万博の子ども無料招待事業
大阪府が進める来年の大阪・関西万博の子ども無料招待事業をめぐり、教師たちが府議会に請願を提出
請願を提出した中学や高校の教師たちが、会場下見を求める
安全性や教育的意義を重視し、万博無料招待事業の実現を望む
大阪府が進める来年の大阪・関西万博の子ども無料招待事業をめぐり、現役教師たちが、会場の下見などを求めて府議会に請願を提出しました。
請願を提出したのは、府内の有志の中学や高校の教師たちです。万博に子どもたちを無料で招待する事業をめぐっては、引率の安全性への懸念の声が教育現場から相次いでいます。請願では、移動の動線やトイレの位置などを確認するために希望する時期に会場の下見ができること、などを求めています。
【大阪市立中学校増田育子教諭】
「請願のここの部分をもう解決したからそれでええやろではなくて。安心・安全で教育的意義のある(無料招待事業にしたい)なので。それが最後まで実現できるように、請願の言葉にないことでも考えていただきたい」
この請願は、19日から始まる大阪府議会で議論されます。