中国軍の空母が日本の接続水域を初めて航行 日本周辺の軍事活動を活発化

AI要約

中国海軍の空母「遼寧」が日本の接続水域に航行し、海上自衛隊が警戒監視・情報収集を行った。

中国軍は日本周辺での軍事活動を活発化させており、先月も領空侵犯や領海侵入が報告された。

海上自衛隊は関連する海域での警戒を強化している。

きょう未明、中国海軍の空母「遼寧」が沖縄県の与那国島と西表島の間の海域を航行し、一時、日本の接続水域にも入っていたことが分かりました。

防衛省は、17日から18日にかけて中国海軍の空母「遼寧」とミサイル駆逐艦2隻が、沖縄県・尖閣諸島の西側から与那国島と西表島の間の海域を航行したことを発表しました。

また、関係者によりますと、一時、日本の接続水域にも入っていたということです。

中国軍の空母による接続水域の航行が確認されたのは初めてで、海上自衛隊は護衛艦や哨戒機で警戒監視・情報収集を行いました。

中国軍をめぐっては、先月も情報収集機が日本の領空を侵犯したり、測量艦が領海侵入をするなど、日本周辺での軍事活動を活発化させています。