エアガンで7歳の娘撃ち有罪 26歳母親、水戸地裁

AI要約

水戸市の自宅で5月、7歳の娘にエアガンを発射してけがを負わせた無職の母親が傷害の罪で有罪判決を受けた。

母親は子育てに悩み、娘が言うことを聞かないために犯行に及んだが、児童相談所に預かってもらえなかった過程も明らかになった。

共謀して娘にエアガンを発射した母親と内縁関係にある男性に対し、懲役1年2月の判決が下され、エアガンも没収された。

 水戸市の自宅で5月、7歳だった娘にエアガンを発射してけがを負わせたとして、傷害の罪に問われた母親で無職金田明日香被告(26)に、水戸地裁は18日、懲役1年2月、執行猶予3年、エアガン1丁没収(求刑懲役1年2月、エアガン没収)の判決を言い渡した。

 有賀貞博裁判官は判決理由で、以前から子育てに悩み、当日も娘が言うことを聞かないため、児童相談所に預かってもらえないか尋ねたが断られ、犯行に及んだとし「親としての自覚に欠けた行動だ」と非難した。

 判決によると、金田被告は5月29日ごろ、内縁関係にあった無職渡辺恭章被告(45)と共謀し、自宅で娘にエアガンを複数回発射した。