出生届のオンライン化、福岡県添田町でも - 26年度に全国での導入目指す

AI要約

デジタル庁がマイナポータルを活用した出生届の提出について、福岡県添田町が対応することを公表。

マイナポータルでの出生届のオンライン化は始まり、福島県郡山市や富山県高岡市も既に対応。宮崎県都城市も調整中。

オンライン化により申請者は便利に手続き、マイナンバーカードが必要で2026年度の全国導入を目指す。

 デジタル庁は17日、一部の自治体で先行して可能となったマイナポータルからの出生届の提出について、新たに福岡県添田町が対応することを公表した。【渕本稔】

 出生届のマイナポータルでの運用は8月30日から始まった。すでに福島県郡山市と富山県高岡市で出生届のオンライン化を開始。福岡県添田町は10月1日から対応を始める。宮崎県都城市でも実施時期を現在、調整中だという。

 出生届のオンライン化により、申請者は出産直後に市区町村の窓口を訪れることなく、マイナポータル上で届け出を完了させることができるようになる。手続きにはマイナンバーカードが必要で、生まれた子の出生地が日本国内でなければならない。

 マイナポータルから生まれた子や父母の情報などを入力し、オンライン上で出生届を提出する。医療機関が作成した出生証明書は画像データとしてアップロードする。

 デジ庁は、2026年度の全国導入を目指している。