自民・小林鷹之氏が新著「世界をリードする日本へ」出版 国づくりへの思いなど執筆

AI要約

前経済安保担当相の小林氏が新著を出版。経済成長や経済安保の重要性を強調。

憲法改正の必要性や国家観についても記載。戦略的な改憲を提唱。

小林氏は経済安保を重要視し、読者に理解を求めている。

自民・小林鷹之氏が新著「世界をリードする日本へ」出版 国づくりへの思いなど執筆

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が18日、新著「世界をリードする日本へ」(PHP研究所)を出版する。自ら条文作成を手掛けた経済安保推進法の紹介をはじめ、国づくりにかける思いなどを記した。

新著では、経済安保について「最大の目的は何よりも経済成長だ」と主張。サプライチェーン(供給網)の強靭(きょうじん)化や重要土地問題、国際ルール形成などあらゆる政策に関わっていると指摘し「『経済安全保障は国家安全保障である』と言っても過言ではない所以(ゆえん)である」と強調している。

国家観も盛り込まれ、憲法改正に関しては「制定当時とは、日本の経済力も国際情勢も大きく変わる中で、国のあり方も当然変わる」と記し、党として戦略的に改憲を進める必要性を訴えている。

新著の出版について、小林氏は記者団に「経済安保はとっつきにくい話だが、国にとっても、暮らしにとっても重要な話なので、手に取ってほしい」と語った。