自民党総裁選・過去最多9人の乱戦スタート 各陣営の推薦人“裏金議員”は何人? 政治改革が争点も…裏金で逮捕の議員は雲隠れなのに月129万円の歳費支給【news23】

AI要約

自民党総裁選告示が行われ、9人の候補者が立候補。それぞれが党の刷新を訴える中、政治とカネの問題についても注目が集まっている。

候補者たちの意気込みや祈願の様子、出陣式などが報じられ、それぞれの熱意が伝わる。

一方、裏金事件で逮捕された議員の問題も浮上。議員が国会を欠席し、雲隠れ状態である現状が示されている。

自民党総裁選・過去最多9人の乱戦スタート 各陣営の推薦人“裏金議員”は何人? 政治改革が争点も…裏金で逮捕の議員は雲隠れなのに月129万円の歳費支給【news23】

自民党総裁選が告示され、総勢9人の候補者の顔が並んだポスターも公開。各候補は「党の刷新」を訴えましたが、“政治とカネの問題”に正面から向き合ってくれるのでしょうか。

■自民党総裁選告示“次期総理”は誰に? 過去最多9人が立候補

都内の神社で必勝祈願を行った小泉元環境大臣。

小泉進次郎 元環境大臣(43)

「毎日を大切にひとつひとつを丁寧に、最後は勝利を勝ち取ることができるように、全身全霊で頑張っていきたい」

その約1時間後、高市経済安保担当大臣も同じ場所を参拝しました。今回が5度目の挑戦となる石破元幹事長は…

石破茂 元幹事長(67)

「選挙って、楽観したらそのときから票は減るので、あまり自信やうぬぼれは持ってはいけない」

各々の過ごし方で迎えた告示日の朝。候補者達は、そのまま出陣式に臨みました。

上川陽子 外務大臣(71)

「まさにもうすでに、スタートラインから私は体が乗り出している状況でありまして、気合いが入っております」

河野太郎 デジタル大臣(61)

「見事ラッキーセブン(届け出順が7番目)大当たりを引いていただきました。007 ジェームズ・ボンドのようにしっかり使命を果たしていきたい」

■逮捕の“裏金議員”に月129万円の歳費も…国会を欠席し雲隠れ

派閥の裏金事件に端を発し、岸田総理が不出馬を決める事態となった今回の総裁選。一連の事件では、池田佳隆衆院議員が国会議員で唯一、逮捕・起訴されています。

池田議員は、すでに保釈されていますが、国会を欠席したうえ、公の場に一切姿を現さず雲隠れしたまま。

記者

「池田議員の事務所です。今は大きな看板やポスターも外され、シャッターが下りています」

名古屋市の事務所はもぬけの殻。自民党を除名されたものの、今も現職の国会議員である池田議員。毎月129万4000円の歳費と税金のかからない旧文通費100万円、さらに2024年6月には、300万円を超える期末手当まで受け取っています。