自民党総裁選 告示 過去最多9人立候補

AI要約

岸田総理大臣の後継を決める自民党の総裁選挙が12日、告示され、9人が立候補しました。

立候補受付の様子や候補者の名前、選挙戦の展開、争点などが報じられています。

新総裁は選挙の顔となり、衆議院解散も視野に入れられるなか、信頼回復や経済政策が焦点となるようです。

 岸田総理大臣の後継を決める自民党の総裁選挙が12日、告示されました。過去最多の9人が立候補し、15日間の選挙戦がスタートします。

 立候補したのは、届け出順に▼高市早苗経済安全保障担当大臣、▼小林鷹之前・経済安全保障担当大臣、▼林芳正官房長官、▼小泉進次郎元環境大臣、▼上川陽子外務大臣、▼加藤勝信元官房長官、▼河野太郎デジタル大臣、▼石破茂元幹事長、▼茂木敏充幹事長の9人です。

 立候補の受け付けは、午前10時に党本部で行われ、それぞれの代理人が届け出をしました。

 候補が乱立したことで、上位2人による決選投票になる公算が大きくなっています。

 選挙戦では、岸田内閣退陣の大きな原因となった派閥の裏金事件を受けた信頼回復や、物価高対策を含めた経済政策などを主な争点に競い合います。

 早い時期に衆議院が解散するという見方もある中、新しい総裁は「選挙の顔」となります。自民党総裁選挙は、9月27日に投開票が行われます。