名古屋の「エスカレーター歩かないで」条例 まもなく1年 河村市長が駅で呼びかけ 右側で立ち止まった人は去年の“倍以上”に

AI要約

名古屋市ではエスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンが行われました。市長は安全な利用を求め、違反者の割合が増加していることを明らかにしました。

去年施行されたエスカレーターを立ち止まって乗る条例の周知を図るため、市長らが呼びかけを行いました。利用者からはすり抜け行為に不安を覚える声も上がっています。

名古屋市の調査によると、立ち止まって利用する人の割合が増加傾向にあり、安全な利用状況の改善が求められています。

名古屋の「エスカレーター歩かないで」条例 まもなく1年 河村市長が駅で呼びかけ 右側で立ち止まった人は去年の“倍以上”に

名古屋市でエスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンが行われました。

(名古屋市 河村たかし市長)

「みんなが安全にエスカレーターを利用できるようにお願いします」

去年10月、名古屋市でエスカレーターを立ち止まって乗るよう義務づけた条例が施行されました。

施行から1年となるのを前に、11日名古屋市中区の金山駅で河村市長らがエスカレーターの利用者に安全な利用を呼びかけ、条例の周知を図りました。

(70代女性)

「孫を連れて歩くときもあるので、すり抜けて行く人がいるとヒヤッとする」

名古屋市の調査によりますと、ことし6月下旬からの1か月間にエスカレーターの右側を立ち止まって利用した人の割合は、去年の同じ時期に比べ、倍以上の約24%だったということです。