21日は世界アルツハイマーデー 宮崎・日向で認知症啓発の巡回展
認知症啓発展が宮崎県日向市で開催中
展示では認知症の症状や対応について紹介
市庁舎がオレンジ色でライトアップされる
認知症になっても安心して暮らせる社会を目指そうと「認知症啓発展」が、宮崎県日向市の東郷診療所で開かれている。地域の支援活動や症状・対応を分かりやすく紹介している。13日午前まで。
21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせ、市社会福祉協議会が企画。展示では、認知症の人の症状や状態に応じたサービス提供の流れをまとめたパンフレット「認知症ケアパス」や、当事者やその家族の交流の場をパネルで説明している。
展示は各地を巡回。東郷診療所の後は、13日午後~20日が市役所、24~30日が市総合福祉センターで開催する。13~21日は、市庁舎を認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色に初めてライトアップする。
市社協の米良薫主事は「認知症の方やその家族に優しく寄り添う人が一人でも増えてほしい」と話す。【重春次男】