立憲民主党代表選 4人の候補者が討論会で「女性政策」について議論 あすは能登半島地震被災地を視察
立憲民主党代表選での候補者たちの討論会が行われ、女性政策に焦点が当てられた。
野田佳彦元総理と吉田晴美衆院議員は選択的夫婦別姓導入の重要性を訴え、枝野幸男前代表と泉健太代表は党の運営改革を提案した。
候補者たちは明日、能登半島地震の被災地を視察予定。
今月23日に行われる立憲民主党の代表選をめぐり、きょう、4人の候補者は党主催の討論会にのぞみました。
立憲民主党の代表選の候補者たちはきょう、女性政策について議論を交しました。野田佳彦元総理(67)と吉田晴美衆院議員(52)は、選択的夫婦別姓の導入が喫緊の課題だと訴えました。
立憲民主党 野田佳彦 元総理
「選択的夫婦別姓制度を速やかに実現をするということ。多様性を認め合う共生社会を作っていくことが、まず我々らしさを打ち出していく第一歩だと」
立憲民主党 吉田晴美 衆議院議員
「経済のキャップをはめているのが、選択的夫婦別姓です。この国の半数は女性です。私達が生き生きと暮らしたら、この国はもっと良くなる」
枝野幸男前代表(60)と泉健太代表(50)は、女性政策を進めるため、まずは党の運営から改めるべきだと訴えます。
立憲民主党 枝野幸男 前代表
「女性議員を中心にワークライフバランスをしっかり確保できるように、党本部としてもできる努力をしましょう。せめて党の主要会議は、せめて17時半には終わらせるとか、こういうところから我々自身も変えていく」
立憲民主党 泉健太 代表
「前の代表選挙で最初に約束したのは、執行役員の半分を女性にするということ。実際に実現してみたら、本当に意見がいっぱい出るんですよ。もっともっとそうした取り組みを立憲民主党だけじゃなくて、日本全国で広めていく」
候補者たちはあす、能登半島地震の被災地を視察する予定です。