自民総裁選 あるのか?“裏金議員”再処分 高市氏も再挑戦 各陣営が支持拡大に奔走

AI要約

自民党総裁選に立候補した高市早苗氏が経済成長を掲げ、日本を世界のトップに引き上げたいと表明。

他候補も精力的に活動し、各陣営の支持拡大に向けて奔走。

石破氏なども公認問題に言及し、候補者の意見交換や政策提言が行われている。

自民総裁選 あるのか?“裏金議員”再処分 高市氏も再挑戦 各陣営が支持拡大に奔走

 9日、自民党総裁選への立候補を表明した高市早苗経済安保担当大臣(63)は「経済成長で国力を強化し、日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」と語りました。これで立候補者は7人目となり、各陣営は支持拡大に奔走しています。

 小泉進次郎元環境大臣(43)は9日、衆院第1議員会館で精力的に活動しました。

小泉氏

「どうも、きょうはありがとうございます。改めまして、このたび立候補いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします」

御法川信英 国対委員長代理

「ぜひ、いい総裁選にしていただきたい」

 林芳正官房長官(63)は日本外国特派員協会で、得意の英語で記者会見を行いました。

林氏

「きょう、高市さんが出馬する予定なので、彼女が7人目になるんですかね。少なくとも、7人の候補者」

 高市氏の出馬会見が行われた会場に掲げられた文言は、「サナエあれば、憂いなし」。

高市氏

「国の究極の使命は、国民の生命と財産を守り抜くこと。領土・領海・領空・資源を守り抜くこと。そして、国家の主権と名誉を守り抜くことだと考えている。この究極の使命を果たすためにも、今、総合的な国力の強化が必要です」

 2回目の挑戦となる高市氏は、今回も経済成長を政策の柱に据えました。

高市氏

「何より、経済成長が必要です。私は、経済成長をあくまでも、どこまでも追い求めます。私は、日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい。できるに決まってます」

 高市氏は、政治とカネを巡る問題について、次のように述べました。

高市氏

「私は、非公認も含めて、党内で議論を積み重ね、また調査をして、決着した処分を総裁が代わったからといって、これをちゃぶ台返しするということをしたら、それはもう独裁だと思うので、そういうことはしません」

 一度は、非公認とする可能性に言及した石破茂元幹事長(67)は大阪市内で、次のように述べました。

石破氏

「最終的に公認権者は総裁なので、総裁がそれぞれの方から事情をお尋ねし、そして、一緒になって国民に説明責任を果たすというのが大事」

 前回の総裁選では、高市氏の推薦人を務めた小林鷹之前経済安全保障担当大臣(49)は群馬・高崎市で、子育て世代の女性らと意見交換。河野太郎デジタル大臣(61)は茨城・常総市で、自動運転の様子を視察しました。

河野氏

「運転席に人が乗らなくてよくなるのは、いつごろ?」

担当者

「人が乗らなくてよくなるのは、2030年」

河野氏

「そんなにかかっちゃうの?」

 茂木敏充幹事長(68)は、日本最西端の沖縄・与那国島を訪れ、町長と離島防衛などについて意見交換を行いました。

 10日は加藤勝信元官房長官(68)が立候補を正式に表明する記者会見を開き、11日は上川陽子外務大臣(71)が会見を行う予定です。

(「グッド!モーニング」2024年9月10日放送分より)