自民総裁選 高市経済安保相が立候補会見「総合的な国力の強化が必要」

AI要約

高市早苗経済安全保障担当相が自民党総裁選挙への立候補を表明し、総合的な国力の強化を訴えました。

高市氏は経済成長の重要性を強調し、日本を世界のトップに押し上げる意欲を示しました。

さらに、経済政策や政治とカネの問題について具体的な考えを述べ、政策活動費の廃止などを提案しました。

自民総裁選 高市経済安保相が立候補会見「総合的な国力の強化が必要」

高市早苗経済安全保障担当相が会見を行い、自民党総裁選挙への立候補を表明し、「総合的な国力の強化」を訴えました。

高市経済安保相「いま総合的な国力の強化が必要です。何よりも経済成長が必要です。私は経済成長を、あくまでも、どこまでも追い求めます。私は日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい」

高市氏は「日本列島を、強く豊かに。」をスローガンに、「サナエあれば、憂いなし」とのキャッチフレーズを打ち出しました。

また、「戦略的な財政出動で雇用と所得を増大し、強い経済を支援する」と強調し、積極財政路線に立った経済政策を訴えました。

政治とカネの問題については、政党交付金の使い道を特定の党幹部が決めている今のやり方をやめ、党の組織として公平、公正に決める仕組みを作ると主張しました。

いわゆる裏金議員については「党で決めた処分をひっくり返すような独裁的な行動は取らない」と述べ、改めて処分することは否定しました。

高市氏はさらに、BS日テレの「深層ニュース」に出演し、政策活動費について「廃止した方がいいと思う」と述べました。

また、非核三原則のうち「持ち込ませず」とアメリカの核兵器により抑止力を得る拡大抑止の考えは「矛盾する」と指摘し、見直すべきとの考えを示しました。