岸田首相、最後の自民党役員会 「粒々辛苦の努力重ね成果上げた」

AI要約

岸田文雄首相は10日、最後の党役員会に臨み、3年間の政権運営を振り返り、成果を自賛した。

首相は役員やチームの支えを強調し、国政を前進させる努力を讃えた。

麻生太郎副総裁も現政権の成果と自民党の能力を強調し、党総裁選の活気を認めた。

岸田首相、最後の自民党役員会 「粒々辛苦の努力重ね成果上げた」

 岸田文雄首相は10日、自民党総裁として最後の党役員会に臨んだ。約3年に及んだ自身の政権運営を振り返り、「先送りできない課題に正面から向き合い、粒々辛苦の努力を重ね、成果を上げることができた」と自賛した。

 首相は「私自身の至らなさを役員の皆さんにカバーしていただいた。このチームで難局に取り組み、国政をしっかりと前に進めることができたと誇りに思う」とも述べた。

 麻生太郎副総裁も役員会で、現政権が原子力政策の推進などで成果を上げたとした上で「問題を解決できる能力は圧倒的に自民党にあると確信している」と述べた。12日告示の党総裁選については「政界に入って約40年になるが、これだけ候補者が出ることはなかった。活力が違う政党だと改めて自負している」と語った。【加藤明子】