岸田首相「粒々辛苦の努力で成果」

AI要約

岸田首相が総裁選に立候補せずに退任を決め、党役員に謝意を示す。

歴史的な時代に難局に立ち向かった3年間を振り返り、様々な問題に能力を持っていると確信する声も。

役員会後の記者会見で梶山弘志幹事長代行が明らかにした。

 自民党の岸田文雄首相(党総裁)は10日の党役員会で、12日告示の総裁選に立候補せずに退任することに関し、「粒々辛苦の努力を重ね、成果を挙げることができた」と振り返り、党役員に謝意を示した。

 梶山弘志幹事長代行が役員会後の記者会見で明らかにした。現体制での役員会は今回が最後。

 首相は「歴史の分岐点とも言うべき大きな時代背景の中で数々の難局に向き合った3年間だった」と強調。麻生太郎副総裁は日韓首脳会談や原子力政策の推進など岸田政権下での取り組みに触れ、「さまざまな問題を十分に解決できる能力は圧倒的に自民党にあると確信している」と語った。