杉村太蔵、「これが間違ってる!」兵庫県知事のパワハラ疑惑めぐり、公益通報への対応を痛烈批判…解説者も同調

AI要約

タレントの杉村太蔵元衆院議員が、斎藤元彦兵庫県知事の“パワハラ”疑惑について批判する発言を行った。

番組では、斎藤知事の公益通報への対応について議論が行われ、杉村はそのあり方に痛烈に指摘した。

兵庫県議会の自民党県議団が知事に辞職を申し入れることを決定した。副知事も告発者に対する不適切な対応を指摘されている。

杉村太蔵、「これが間違ってる!」兵庫県知事のパワハラ疑惑めぐり、公益通報への対応を痛烈批判…解説者も同調

 タレントの杉村太蔵元衆院議員が、8日のTBS系情報バラエティ「サンデージャポン」に出演。百条委員会が行われている斎藤元彦兵庫県知事の“パワハラ”疑惑が報じられるなか、杉村は公益通報への対応で「知事が『この文章は誹謗中傷性の高い文章だ』と判断した。これが間違ってる!」と語気を強めて批判した。

 番組は、斎藤知事に対する疑惑告発文書問題での、県議会調査特別委員会(百条委員会)の尋問を特集。スタジオの出演者らは、公益通報のあり方について話し合った。ここで、以前から「権力者による握りつぶしじゃないか」と疑問を呈していた杉村は、斎藤知事の公益通報への対応を、痛烈に指摘した。

 杉村は、「本来なら『私に対する告発がありました。第三者委員会に調査を委ねます』と(すべきだった)。告発された方に対して『今回の告発に対して何か不利益になることは一切ありません』と、調査結果をもって『改めます』などとして自らの処分となる流れだったんじゃないか」と主張した。

 これに、解説で出演した岸博幸さんも「全く太蔵くんのいう通り」と同調。「今回の最大の問題は、この告発者が最初は県の窓口ではなくて、外部に通報している。でも公益通報者保護法上は外部に通報されても、ある程度真実性がある場合は、告発者さんは守られる。でも、結局知事側の対応は誹謗中傷だと決めつけた上で、犯人探しをし、そのうえで公開処刑に近いような、色んな処罰をするということをやった」と説明。さらに、知事の右腕として、実際に告発者に尋問や恫喝に近いことをしていたとされる副知事の責任についても言及した。また番組では、兵庫県議会の最大会派である自民党県議団が知事に対し、12日に辞職を申し入れることを決定したと報じている。