自民総裁選、河野氏が政策発表 茂木氏は支持呼び掛け
AI要約
自民党総裁選に向けて河野太郎デジタル相が経済・地域活性化を柱とする政策を発表。原発再稼働を強調し、脱原発の修正を示唆。
茂木敏充幹事長も政策発表に臨み、地方の活力を重視。総裁選には乱立模様で多くの候補が立候補を表明中。
小泉進次郎や高市早苗、加藤勝信など著名な議員も出馬を予定しており、総裁選の激しい戦いが予想される。
自民党総裁選（12日告示、27日投開票）を巡り、河野太郎デジタル相（61）は5日午後、国会内で記者会見し、経済・地域活性化など5本柱からなる政策を発表した。
「安全が確認された原発の再稼働を進める」と強調。持論だった「脱原発」の修正を改めて明確にした。解雇規制緩和や現役世代の社会保険料軽減を目指す立場も打ち出した。
茂木敏充幹事長（68）も午後の会見で政策発表に臨む。これに先立ち、参院議員会館を回り、党所属議員に「地方の活力をアップする政策をやっていく」と支持を呼び掛けた。林芳正官房長官（63）も引き続き議員会館であいさつ回りを行った。
総裁選は乱立模様で、小林鷹之前経済安全保障担当相（49）ら5人が既に立候補を表明。小泉進次郎元環境相（43）が6日、高市早苗経済安保担当相（63）が9日に出馬会見を予定している。加藤勝信元官房長官（68）らも20人の推薦人確保に向けて詰めの調整を進めている。
