宮崎市の住宅被害1000棟超に 台風10号、大半は突風が原因か

AI要約

宮崎市は台風10号関連の突風による住宅被害を発表。半壊19棟、一部損壊990棟に上り、計1009棟の被害があった。

宮崎県内では29人が負傷。突風によるものが大半であることがわかっている。

西都市でも突風が発生し、竜巻の可能性が高いと気象庁が発表。風速は約65メートルと推定されている。

 宮崎市は3日、台風10号関連の住宅被害が半壊19棟、一部損壊990棟の計1009棟に上ったと発表した。気象庁は8月28日の日中と深夜に発生した突風をそれぞれ竜巻と推定。同市は、被害の大半は突風が原因とみて調査を進めている。

 宮崎県によると、宮崎市内の負傷者は重傷1人を含む29人。大半が突風によるものとみている。

 同県では、西都市でも8月29日午前0時40分ごろに突風が発生した。気象庁は9月3日、現地調査の結果、被害や痕跡から竜巻と推定するには至らないものの「竜巻の可能性が高い」と判断したと発表、風速は約65メートルと推定されるとした。