小泉進次郎氏は出馬表明前に早くも活動全開 「毎日とにかく必死」

AI要約

小泉進次郎元環境大臣(43)が自民党総裁選への出馬表明を予定し、既に活動を本格化させている。精力的な動きを見せる中、憲法改正や選択的夫婦別姓についての考えを示している。

小泉元環境大臣は子育て中の保護者との意見交換を行い、「自民党総裁選最年少」であることをアピール。総裁選に向けて準備を重ねている様子がうかがえる。

憲法改正や自衛隊の位置づけ、選択的夫婦別姓への立場など、小泉元環境大臣の考え方が明確に示されており、6日の出馬表明でさらに詳細を話す意向。

小泉進次郎氏は出馬表明前に早くも活動全開 「毎日とにかく必死」

 6日に自民党総裁選への出馬表明を予定している小泉進次郎元環境大臣(43)は、すでに活動を本格化させています。発言からは、自信もうかがえます。

 2日、小泉元環境大臣は東京・台東区の幼稚園を訪れ、子育て中の保護者と意見を交わしました。

小泉元環境大臣

「何歳?6歳?きょうの子どもたちの中で最年長かな?」

「僕、今回、総裁選最年少」

 6日の自民党総裁選への出馬表明会見を前に、精力的な動きを見せています。

小泉元環境大臣

「この時間にみなさんがこういう時間を使ってくれていることも、今自分がみなさんと同じぐらいの子どもを持っている立場からすると、いかに価値の高い貴重なものだと分かっていますし。早く帰りたいよね。分かるからね。もうそろそろ終わるからね」

 午前中には、都内で選挙対策チームと打ち合わせを行いました。

小泉元環境大臣

「自分にとっては初めての総裁選になるから、これは毎日、とにかく必死です」

 その後、会長を務める自民党神奈川県連に所属する県議会議員に出馬のあいさつをしました。

 2日は3回、いわゆる「ぶら下がり取材」に応じました。

 総裁選に臨むにあたり、小泉元環境大臣が打ち出したのが「憲法改正」です。記者から「今後どう進めていくのか」問われると、こう答えました。

小泉元環境大臣

「私は、憲法改正は自民党が69年前に立党されてからの国民のみなさんとの約束だと考えていますので。この約束をしっかりと守っていくことが、自民党が今これだけ信頼を失ったなかで、すごく重要なことだと思っているので。憲法改正のためには、国民投票が不可欠ですので。この国民投票を一日も早く実施したい」

 そして、自身が育った横須賀の町を引き合いに、こう述べました。

小泉元環境大臣

「街中で自衛官の姿を日々見ている、幼い時からの私の原風景というところからすれば、やはり自衛官がしっかりとこの国の形である憲法の中に位置づけられて、誇りを持って任務を遂行できるという、そういった環境を作ることは、私は極めて重要なことだと思う」

 選択的夫婦別姓についても、こう述べました。

小泉元環境大臣

「私個人としては、賛成であると述べている。総裁選のなかで、そこも含めて6日にしっかりと話をしていきたい」