広島市のクリニック 塩素ガス発生で9人が気分不良で入院 19人が経過観察などのため入院する見込み
広島市のクリニックで塩素ガスが発生し、9人が気分不良を訴えて入院する騒ぎがあった。
職員が透析装置の消毒時に誤って塩素ガスを発生させた原因とみられている。
警察が詳しい経緯を調査中。
きのう、広島市のクリニックで9人が気分不良を訴え、入院する騒ぎがありました。塩素ガスが発生したことが原因とみられています。
きのう午前9時半ごろ、広島市中区のクリニックから、「気分不良者が複数いる」と、消防に通報がありました。運営する医療法人によりますと、職員と利用者あわせて9人がのどの痛みなどを訴えて入院。ほかに19人が経過観察などのため入院する見込みだということです。
クリニックでは、職員が透析装置を消毒する際、誤って次亜塩素酸ナトリウムと酢酸を混ぜ、塩素ガスが発生したことが原因としています。
中島土谷クリニック 森石みさき 院長
「薬液については、少なくなれば補充するという形でやっていました。手順を間違えたのだろうと思う」
警察が詳しいいきさつを調べています。