【整体プロが指南】壁に背中をつけてバンザイしたとき手の甲は壁につく? 肩の痛みがラクになる「1つの習慣」

AI要約

「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。現在1万5000人が実践中。「久しぶりにぐっすり眠れた!」「10年間苦しんできた慢性痛から解放された!」「健康的にダイエットできた!」と絶賛の声が続々。

肩の痛みを和らげる自力整体を紹介します。四十肩・五十肩の症状がラクになる1つの習慣として「かべ腕立てふせ」のワークが提案されています。

肩の可動域を広げることで、肩関節の炎症を改善し、痛みを和らげる効果が期待されます。自力整体を通じて、様々な不調に対処できる方法を学びましょう。

【整体プロが指南】壁に背中をつけてバンザイしたとき手の甲は壁につく? 肩の痛みがラクになる「1つの習慣」

 「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。現在1万5000人が実践中。「久しぶりにぐっすり眠れた!」「10年間苦しんできた慢性痛から解放された!」「健康的にダイエットできた!」と絶賛の声が続々。「3分以内でできる悩み解決ワーク」を集めた著書『すぐできる自力整体』も好評。著者の矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語ります。今回は、『すぐできる自力整体』から、肩の痛みを和らげる自力整体をお届けします。

監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家

(写真/榊智朗 構成/依田則子)

● 四十肩・五十肩の症状がラクになる1つの習慣

 「洗濯ものを干すとき、肩が痛い」

「ドライヤーをかけるとき、腕を上げるのがつらい」

これらは四十肩・五十肩と呼ばれる「肩関節周囲炎」の症状です。

原因は様々ですが、病気やケガ以外のほとんどの場合、血行不良による肩関節の炎症を考えます。

 四十肩・五十肩の症状を予防・改善するには、一度、肩関節の硬さをチェックしてみてください。

壁に背中をつけてバンザイしたとき、手の甲が壁につかない方は要注意。いつ症状が出てもおかしくない状態です。

肩の筋肉を動かし血行を促すワークを習慣にするとよいでしょう。

 おすすめは「かべ腕立てふせ」のワークです。とくに血行不良からくる肩関節の炎症に悩む方に役立ちます。これを数日続けると、肩の可動域が広くなり、痛みもラクになります。

(※ひどい肩関節周囲炎の方は控えるか、かかりつけ医に相談を)

 ワークは次のとおりです。

● 四十肩・五十肩がラクになる!「かべ腕立てふせ」のワーク

 次のワークは画像を見ながらおこないましょう(※画像は書籍『すぐできる自力整体』より抜粋)。

 ◎「かべ腕立てふせ」のワーク

 【手順1】

◆壁に手をついたとき、腕を曲げやすい位置に立つ

◆かべに両手をつく。このとき腕が曲がるかチェック

◆手の向きは、やりやすい方向へおく

 【手順2】

◆30回ほど「かべ腕立てふせ」をする。途中で手の向きを変える

◆やりながら肩や肩甲骨への刺激を感じる

※血行不良からくる肩関節の炎症を、肩の運動で改善

※手の向きを「上向き」「外向き」にたまに変える

※足の位置を、近づけたり、離したりして、腕の強度を変えてもよい

 【手順3】

◆数日続けたら、肩の可動域をチェック。バンザイして腕が上がりやすくなったら血流改善のサイン

 時間に余裕のある時は、書籍『すぐできる自力整体』で紹介している「驚くほどほぐれる4つのコース」(QRコードからスマホで視聴できる動画つき)も血流改善に役立ちます。

 ※『すぐできる自力整体』では、この他にも、整体プロの技法を使って、コリや痛み、ゆがみを解消するワークを多数掲載しています(★35分の動画も収録)。