上野動物園のジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」 高血圧の治療のため9月末に中国に返還 東京都

AI要約

東京都は、上野動物園のジャイアントパンダリーリーとシンシンを、中国に返還する方針を明らかにしました。いずれも19歳のオスのリーリーとメスのシンシンは、2011年2月に中国から上野動物園に貸し出され、2026年2月までに返還される予定でした。

しかし、2023年から2頭とも高血圧の症状が確認され、東京都と中国野生動物保護協会は、2頭が高齢期に入る前に中国で治療を受ける必要があると判断。そのため、9月29日に返還することを決定しました。

リーリーとシンシンは、過去にシャンシャンや双子のパンダシャオシャオとレイレイをもうけており、上野動物園での観覧は9月28日までの予定です。

 東京都は、上野動物園のジャイアントパンダリーリーとシンシンについて、9月末に中国に返還する方針を明らかにしました。

 いずれも19歳のオスのリーリーとメスのシンシンは、2011年2月に中国から上野動物園に貸し出され、2026年2月に中国に返還する協定を結んでいました。

 しかし、2023年から2頭とも高血圧の症状が確認されていました。東京都と中国野生動物保護協会は、2頭とも高齢期に差し掛かる前に生まれ育った環境で治療を受けさせることが望ましいと判断し、9月29日に中国に返還することを決めました。

 リーリーとシンシンは、シャンシャンや双子のパンダシャオシャオとレイレイを誕生させています。2頭の上野動物園での観覧は9月28日までの予定です。(ANNニュース)