1960年代から上を潰す!若手自民党員が本気、「姥捨て総裁選」…若けりゃOK「実績ゼロの進次郎」「統一教会問題の小林」とにかく世代交代!

AI要約

岸田文雄首相が自民党総裁選に再出馬しない意向を表明

若手の政治家として小泉進次郎氏の名前が注目を集める

世代交代を求める声が高まる中、政治の若返りが焦点となる

1960年代から上を潰す!若手自民党員が本気、「姥捨て総裁選」…若けりゃOK「実績ゼロの進次郎」「統一教会問題の小林」とにかく世代交代!

 政治資金パーティー収入の裏金問題などで辞任を求める声が高まっていた岸田文雄首相は14日、9月に予定される自民党の総裁選に再出馬しない意向を明らかにした。次の総裁には石破茂氏や河野太郎氏などのベテランと共に小泉進次郎氏など若手の名前も上がっている。一気に世代交代か、それとも年功序列か。ルポ作家の日野百草氏がカギを握る党員票を持つ党員らに聞いた――。

「進次郎さんなら勝てる。いよいよ世代交代です。私たちの時代です。もう高齢の政治家に牛耳られるのではなく、私たちの世代から首相を出すべきです」

 岸田文雄首相の総裁選不出馬、首相退任の会見から活気づいてきた自由民主党総裁選。

 神奈川、実家の会社役員を務める自民党員の40代男性は「私たちの時代」として小泉進次郎元環境相(43歳)に期待すると語る。

「同じ1980年代生まれですからね、1960年代とか、それより前の旧人類は政治の世界から退場するべきです。都知事選で話題になった石丸伸二さんもそうですが、日本の政治は若返りをはかるべきですよ」

 小泉進次郎氏が1981年生まれ、総裁選とは別だがその都知事選で話題となった元安芸高田市長の石丸伸二氏が1982年生まれ、確かに小泉進次郎氏が首相になれば1960年代どころか1970年代生まれすら飛び越しての「若返り」となる。

「爽やかですし斬新な発想を持っています。新時代にふさわしいと思います」

 実際、小泉進次郎氏はいろんな意味で人気が高く知名度も抜群だ。とにかく目立つ存在である。

「辛辣なネット民も『進次郎構文』で大喜利大会です。ああいうの、面白いじゃないですか。いろいろ意見はあるでしょうが『まず私たちの世代に政治を任せてみてください』ですよ」

 かつての日本、戦後政治は若者が牽引した時代があった。戦死や公職追放などで上の世代がごっそりいなくなったのもあったが、いまとは比べ物にならないほど議員になるのが早かった。

 田中角栄は29歳、中曽根康弘は28歳、小沢一郎は27歳で国会議員に初当選している。時代が違うと言ったらそれまでだが、政治は若者が切り開くものだったし、若者が政治の話をすることは当たり前のことだった。

「私は自民党員ですが、政治の話となると地元の同世代も敬遠するんです。学校でもそうでした。それで国に文句を言ってもね。選挙すら行かない連中ばかりです」

 無党派層や政治に対する無関心層への不満となったが、彼はとにかく「老害政治を正すべき」と主張する。今回の総裁選も戦前生まれ(1937年生まれ)の森喜朗元首相の活発な動向が報じられている。