NHKラジオ『尖閣発言問題』受けた松本総務相のコメントにネット突っ込み「生ぬるい」「これを『プロレス』という」「呑気」

AI要約

松本剛明総務相は、NHKの外部スタッフが尖閣諸島を「中国の領土」と誤った発言をしたことに関し、公共放送の使命に反する遺憾の意を表明した。

問題の発言は19日に明らかになり、外部スタッフは契約解除された。また、南京大虐殺や慰安婦に関する不適切な言動も共に公表された。

一部のネットユーザーは、政府の対応について批判的であり、事態の究明や再発防止策のみを求める姿勢に疑問を呈している。

NHKラジオ『尖閣発言問題』受けた松本総務相のコメントにネット突っ込み「生ぬるい」「これを『プロレス』という」「呑気」

 NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の40代の男性外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をしていた問題で、松本剛明総務相は27日の閣議後記者会見で「公共放送としての使命に反するものであり遺憾」と述べた。

 問題発言は19日に発覚し、この外部スタッフは21日付で契約解除された。22日と25日になってNHKはこの外部スタッフが「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」「軍国主義」「死ね」など原稿にない文言を発していたこと相次いで公表。発覚から1週間以上がたった27日になってようやくNHKを所管する総務省のトップが示した所感にネットも反応。

 X(旧ツイッター)では「吞気」「おやまあ、随分とお優しいことで」「生ぬるいこというてませんか?」「人これを『プロレス』という」「それで日本政府としての対応は『事実関係を正確に把握するとともに、原因究明、再発防止策を着実に行うよう求めたい』で終わり?」などと突っ込みが相次いだ。