公共放送の使命に反する 松本総務相、NHK不適切放送で

AI要約

松本剛明総務相は27日の閣議後記者会見で、NHKの中国籍の外部スタッフが、ラジオ国際放送の中国語ニュースで沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」と伝えたことに対し、公共放送の使命に反すると述べた。

総務相は、尖閣諸島が日本の固有の領土であることを歴史的にも国際法上も明らかであり、スタッフの発言は日本の立場と相いれないと語った。

総務相はNHKに原因究明や再発防止策の実行を求めた。

 松本剛明総務相は27日の閣議後記者会見で、NHKの中国籍の外部スタッフが、ラジオ国際放送の中国語ニュースで沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」と伝えた問題について「公共放送としての使命に反するもので遺憾だ」と述べた。

 その上でNHKに原因究明や再発防止策の実行を求めた。

 総務相は「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も明らかだ」と指摘。スタッフの発言は「わが国の立場と全く相いれない」と語った。