窃盗の容疑者名「明かさず」 北海道、陸自警務隊が逮捕

AI要約

北海道の陸上自衛隊第122地区警務隊に所属する40代の男性隊員が、女性隊員の自宅の鍵を盗む事件が発生し、窃盗の疑いで逮捕された。

防衛省が警務隊の逮捕を公表した経緯や背景について述べられており、初の事例となったことが強調されている。

容疑者は昨年の事件で隊舎内の執務室から盗みを行ったとされている。

 陸上自衛隊第122地区警務隊(北海道千歳市)は26日、駐屯地内で女性隊員の自宅の鍵を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで第7特科連隊に所属する40代の1等陸尉の男を逮捕した。陸上幕僚監部が同日、発表した。「被害者が特定される恐れがあるため、容疑者の名前と年齢は公表できない」としている。

 防衛省が7月、海上自衛隊の潜水手当不正受給問題をきっかけに、警務隊による逮捕を可能な限り公表するとして以降、陸自では初めてとなった。

 逮捕容疑は昨年9月25日、東千歳駐屯地の隊舎内の執務室で、女性隊員の鍵などを盗んだ疑い。