後輩財布から現金盗んだ隊員を懲戒免職 陸上自衛隊久里浜駐屯地

AI要約

陸上自衛隊久里浜駐屯地は、22歳の男性陸士長が後輩隊員の財布から現金2万円を盗んだとして懲戒免職にした。

男性陸士長は金銭欲しさに盗んだと認め、深く反省していると述べた。

さらに、同駐屯地の通信教導隊では、別の隊員がセクハラ発言をしたため減給処分を受けた。

陸上自衛隊久里浜駐屯地は、後輩隊員の財布から現金2万円を盗んだとして、22歳の男性陸士長を懲戒免職にしたと発表しました。

懲戒免職となったのは、陸上自衛隊久里浜駐屯地で中央野外通信群に所属する22歳の男性陸士長です。

陸上自衛隊によりますと、男性陸士長はことし3月、駐屯地内において後輩隊員のロッカーにあった財布から現金2万円を盗んだということです。

男性陸士長は聞き取りに対し、「金銭欲しさにやった」と動機について話し、「深く反省しています」などと話しているということです。

中央野外通信群長の吉冨博康一等陸佐は、「誠に遺憾であり、今後、服務指導及び教育を徹底し再発防止に努める所存です」とコメントしています。

また、同駐屯地の通信教導隊では、同僚隊員に「お礼は体で返してくれたらいいよ」などのセクハラ発言をしたとして、24歳の男性3等陸曹を減給1カ月30分の1の懲戒処分にしています。