【迷惑】「ゴミが散乱するのは毎日」ゴミ屋敷にも台風10号の影響が…強風でゴミ散乱 住人は取材に応じず

AI要約

東京・大田区の閑静な住宅街にある家からはみ出るゴミ問題が、台風やゲリラ雷雨時に近隣住民に不安を与えている。

この家の住人は79歳男性で、生活費のために空き缶を回収しており、大田区は法的手段を検討している。

八王子市でも同様の問題があり、住民はゴミの撤去が繰り返し行われているものの、不安は続いている。

【迷惑】「ゴミが散乱するのは毎日」ゴミ屋敷にも台風10号の影響が…強風でゴミ散乱 住人は取材に応じず

ゲリラ雷雨や台風で、ある不安を訴える住宅街がありました。

東京・大田区の閑静な住宅街の一角に、台風やゲリラ雷雨に近隣住民が戦々恐々とする住宅がありました。

家の前から道路にあふれるように物が置かれた住宅。

道路の半分ほどが占領されてしまっています。

そのほとんどは空き缶です。

台風やゲリラ雷雨による強風で、これらの積まれたものが周囲に飛び散ることが懸念されているのです。

26日、この家の住人と思われる人が出てきましたが、話を聞くことはできませんでした。

この住宅を最初に取材した2024年5月、近隣住民は「台風の日はこれ(ゴミ)崩れる。ゴミが風が強い日に飛んできたり」と話していました。

話によると、この家は20年近く前からこの状態。

大田区が、資源ゴミとして空き缶を回収してもすぐにたまるといいます。

この時、住人の79歳の男性は“私道”であるとした上で、生活費のために空き缶の回収をしていると主張。

住人の男性:

苦情は言われてるよ。知ってるよ。だけどどうやって生活するの?って。

大田区は、「現在の状況を看過することはできず、解決に向けて法的手段に踏み込めるか検討を進めている」としています。

2024年5月に、やはり道路に大きくゴミがはみ出し、雪崩が起きたように広がっていた八王子市の住宅。

しかし26日は、ゴミはあるものの、道路にはみ出ることはなく敷地内に収まっていました。

八王子市が6月に道路にあったゴミを撤去。

この住宅でのゴミの撤去は、これで15回目です。

それでも近隣住民は「外から見ればキレイになったと言う人が圧倒的に多いんですけど、やっぱりゴミが散乱するのは毎日ですよ。それも風が強いとなるとスゴいんですよ」と話します。

5月の取材の際、住民は私たちに「放置してないし、捨てる物は捨てているし、片しているものは片している」と答えていました。

台風の発生やゲリラ雷雨が続く中、不安な状況は続いています。