自民総裁選「裏金反省ない」 自身の代表選出馬は「熟慮中」 立民・野田氏

AI要約

野田佳彦元首相が立憲民主党代表選出馬を検討中で、自民党総裁選について政治とカネの問題を批判。

11月に次期衆院選が行われる見通しを示し、政治改革を訴えた。

野田氏は代表選出馬について熟慮中であり、野党との連携で自公を過半数割れに追い込むことを目指す。

 9月の立憲民主党代表選に出馬する方向で検討している野田佳彦元首相は24日、栃木県那須塩原市での同党会合で講演し、自民党総裁選に関して「政治とカネの問題を忘れたかのように、深い反省のない人たちがにぎやかにやっている」と痛烈に批判した。

 11月にも次期衆院選が行われるとの見通しを示した上で、「投票行動で示さなかったら日本の政治は良くならない」と述べ、立民への支持を訴えた。

 この後、野田氏は記者団に代表選出馬を問われたが「熟慮中だ」と述べるにとどめた。その上で「野党ともよく調整し、自公を過半数割れに追い込む(衆院)選挙にしなければいけない。それにつながる代表選にしなければならない」と語った。