立民代表、国民との協力重視を 連合会長

AI要約

9月の立憲民主党代表選では、連合の芳野友子会長が国民民主党との協力関係を重視する候補者の勝利を期待している。

連合は次期衆院選に向けて両党の連携強化を図っており、再選を目指す泉健太代表に対しては信頼関係を尊重している。

一方、立民の枝野幸男前代表は共産党との全国一律の選挙協力に否定的な考えを示しているが、共産党は連携強化を確認していると主張している。

 9月の立憲民主党代表選を巡り、連合の芳野友子会長は22日の記者会見で、国民民主党との協力関係を重視する候補者の勝利に期待を示した。

 次期衆院選に向けて両党の連携強化を図る連合の方針に触れ、「これまで築き上げてきたものが引き続き(継続)できる代表になってもらいたい」と強調した。

 再選を目指す泉健太代表(50)に関し、芳野氏は「信頼関係が築き上げられている。そこは大切にしたい」と述べ、1期目の党運営を評価した。

 一方、立民の枝野幸男前代表(60)は21日の出馬会見で、共産党との全国一律の選挙協力に否定的な考えを示した。これに対し、共産の田村智子委員長は22日の会見で、泉氏と自民党を倒すための連携を確認していると主張した。