立憲・枝野氏、国民民主と「小異超え大同につく」 連合会長に伝える

AI要約

立憲民主党の枝野幸男前代表が連合の芳野友子会長と会談し、党代表選への出馬を報告。枝野氏は国民民主党との関係について大同に向け努力を重ねる考えを示す。

枝野氏は特定の政党との全国協力を行わない方針を表明。国民民主党との合流については、目先の話ではないと説明。

枝野氏は国民民主との関係について慎重な姿勢を示し、合流の可能性について押し潰べない様に述べる。

立憲・枝野氏、国民民主と「小異超え大同につく」 連合会長に伝える

 立憲民主党の枝野幸男前代表は23日、連合の芳野友子会長と東京都内の連合会館で会談し、党代表選への出馬を報告した。枝野氏は自身が代表に就いた際の国民民主党との関係について「小異を超えて、大同につくことができないか、不断の努力を重ねてまいりたい」と伝えた。会談後、記者団に明らかにした。

 枝野氏は21日の出馬記者会見で「特定の政党と全国一律の協力等は行わない」と表明したことについて、会談では「共通の支持基盤に支えられる国民民主と(の関係)は、当面の選挙といった目先の話ではない」と説明したという。記者から、国民民主との合流の可能性について質問されると「いろんな意味や段階や状況を含んでいる」と述べるにとどめた。【田辺佑介】