甲子園優勝の京都国際めぐる差別的投稿、知事が運営事業者に削除要請
AI要約
京都府の西脇隆俊知事は、夏の甲子園で優勝した京都国際に関連した差別的な投稿が相次いでいるため、SNSの運営事業者に削除を要請したことを明らかにした。
府人権啓発推進室によると、監視が本格化した19日から22日までに4件の削除要請を行い、京都地方法務局にも連絡を取り管理者や運営事業者に削除を要請している。
過去にも同様の対応を行っており、差別的な投稿に対して厳しく対応していると西脇知事は述べている。
京都府の西脇隆俊知事は23日の定例会見で、夏の甲子園で優勝した京都国際に関連した差別的な投稿がインターネット上で相次いでいることについて、ＳＮＳの運営事業者などに削除を要請したことを明らかにした。西脇知事は「許されない行動でつつしんでほしい」と話した。
府人権啓発推進室によると、準々決勝のあった19日から府が本格的に監視を始めた。22日までに匿名掲示板「5ちゃんねる」の管理者とX（旧ツイッター）の運営事業者に計4件の削除を要請した。京都地方法務局にも連絡し、同局から管理者や運営事業者に削除を要請してほしいと伝えた。京都国際が4強入りした2021年にも13件の削除を要請したという。
