宅配便9年連続最多 23年度、ネット通販で微増

AI要約

2023年度の宅配便取扱個数は前年度比0.3%増の50億733万個で9年連続で過去最多。インターネット通販やフリーマーケットアプリの利用増が影響した。

トラック運送は0.2%減の49億1401万個、航空便は15.5%増の9332万個。航空便へのシフトがトラック運転手の人手不足からであると思われる。

メール便は10.5%減の36億1008万冊だった。

 国土交通省が23日発表した2023年度の宅配便取扱個数は、前年度比0.3%増の50億733万個で、9年連続で過去最多だった。インターネット通販やフリーマーケットアプリの利用増などが影響したとみられる。

 事業者からの報告を基に、重さ30キロ以下の荷物を集計。大半を占めるトラック運送は0.2%減の49億1401万個、航空が15.5%増の9332万個だった。国交省は「トラック運転手の人手不足を背景に、航空便へシフトする動きがある」と分析した。

 書籍やカタログなど軽量荷物を扱うメール便は、10.5%減の36億1008万冊だった。