勢力は2018年の“関空台風”クラス 台風10号来週前半に本州通過か

AI要約

台風10号が日本列島に接近する予報で、南から北上中。勢力が次第に高まり、週明けには非常に強い台風になる可能性がある。火曜日に本州に接近する見込み。

近畿地方が被災の恐れがあり、特に火曜日の午後から水曜日の午前にかけて暴風が予想される。風対策を早めに行うことが重要。

予報円の大きさが影響範囲の不確定性を示しており、週末まで気象情報の確認が必要。タイミングやコースの変化に備える必要がある。

勢力は2018年の“関空台風”クラス 台風10号来週前半に本州通過か

 来週、日本列島に襲来するという台風10号ですが、今はまだ日本のはるか南にあって、北へゆっくりとした速さで動いています。今後は、海水温の高いエリアをこの週末ゆっくりと北上、しかもだんだんと勢力を高めていきそうなんです。月曜日に非常に強い台風になって、本当に近づくのは火曜日です。少しだけ勢力が落ちているようにも見えるんですが、数字としてはほとんど変わらず、強い勢力で本州に近づいてくる恐れがあります。

 近畿に寄っていきますが、台風が予報円の中心を通った場合、27日火曜日の午後から、28日水曜日の午前、特に暗い時間帯に通過する恐れがあります。特にこの予報円の西側を中心が通っていった場合は、6年前に関西空港が大打撃を受けた台風21号のようなかなり強い影響を受けるとみています。近畿が丸ごと暴風域に入る恐れもありますので、風への備えなどは早めに行っておく方がよいでしょう。ただ、予報円の大きさがかなり大きいので、東にそれる可能性もあれば西にそれる可能性もあります。接近するタイミングも半日前後はずれると思ってください。この週末はいつも以上に気象情報を確認してください。