台風10号の動向警戒 28日頃に西日本や東日本に接近・上陸のおそれ 早めの備えを

AI要約

台風10号(サンサン)が停滞中であり、明日にはマリアナ諸島で強風に発達する見込み。その後、日本に接近し被害が懸念される。

台風接近前に備えが必要であり、水害や浸水被害、電源の安全確保などの対策が必要。

対策は早めに行うことが重要であり、台風接近前に行動を起こすことが必要。

台風10号の動向警戒 28日頃に西日本や東日本に接近・上陸のおそれ 早めの備えを

昨日22日に発生した台風10号(サンサン)は、今朝(23日)午前6時現在、マリアナ諸島でほとんど停滞中。明日24日にはマリアナ諸島で強い台風に発達しながら北上し、明後日25日には日本の南に達する見込み。28日頃には本州付近に進み、西日本や東日本に接近、上陸の恐れ。台風への早めの備えを。

台風第10号(サンサン)は、昨日22日午前3時にサイパンの西で発生しました。今日23日午前6時現在、マリアナ諸島付近でほとんど停滞しています。明日24日にはマリアナ諸島で強い台風に発達し、さらに発達しながら北上し、明後日25日には日本の南に進む見込みです。28日には本州付近に進み、西日本や東日本に接近、上陸の恐れがあります。

日本付近は台風の接近前から、雨や風に注意が必要です。25日頃までは主に太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気の影響を受けますが、26日頃からは台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、しばらく雨の降りやすい状態が続くでしょう。台風の予報円通りに進めば、西日本や東日本に上陸するおそれがあり、台風本体の雨雲がかかってくるのは27日頃から28日頃にかけてとなりそうです。西日本や東日本を中心に警報級の大雨や暴風、大しけとなるおそれがあります。

週明けの台風10号の接近、上陸を前に、今のうちから早めに台風への備えをしておくようにしてください。

台風10号の接近、上陸の前に事前に備えておくポイントは、次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。