【動画解説】台風10号 発達しながら北上 週末から秋雨前線活発に
AI要約
きょう(木)午前3時に新たな台風が発生しました。台風10号は北上し、来週にかけて列島の天気に影響する見通しです。
台風10号は週末からの進路が注目されており、25日(日)から26日(月)に小笠原諸島の近くを進む予報です。27日(火)には日本各地に影響する可能性があります。
週末からは秋雨前線と台風からの湿った空気が影響し、雨の降り方が強まる見込みです。
きょう(木)午前3時に新たな台風が発生しました。台風10号はこのあと発達しながら北上する見通しで、来週にかけて列島の天気に大きく影響しそうです。
きょう(木)午前3時に台風10号が発生しました。25日(日)から26日(月)頃にかけて小笠原諸島の近くを進み、27日(火)頃には東日本や西日本に近づきそうです。まだ発達の程度の予想にはブレ幅があるものの、暴風域を伴って強い勢力で近づくおそれがあります。
週末から雨の降り方には注意が必要です。次第に秋雨前線が南下し、本州付近に停滞するでしょう。そこに台風が北上してきます。台風から非常に湿った空気が流れ込むために前線の活動が活発になる見込みです。
この先は雨マークが目立つようになります。週末からは前線が台風からの湿った空気で刺激され、雨の降り方の強まるところが出てきそうです。また、来週は台風の影響を大きく受けるエリアがありそうです。進路によってそのエリアは変わりますが、現段階の予想では、予報円の中心を通った場合、台風は近畿や四国などにかなり接近したり上陸したりするおそれがありますし、東海や関東なども台風の東側にあたり風の影響も大きくなるかもしれません。今後の台風情報にお気をつけください。(気象予報士・菊池真以)
