「南京大虐殺を忘れるな」 中国籍の外部スタッフがNHKラジオで発言

AI要約

NHKのラジオ国際放送で、中国籍の外部スタッフが尖閣諸島を中国の領土と主張し、さらに南京大虐殺や慰安婦問題に触れた発言を行ったことが判明した。

NHKは、中国語ニュースを事前収録して放送する形に変更し、再発防止策を検討している。

「南京大虐殺を忘れるな」 中国籍の外部スタッフがNHKラジオで発言

 NHKのラジオ国際放送などで、中国籍の外部スタッフが尖閣諸島は中国の領土だと発言した問題で、さらに「南京大虐殺を忘れるな」などとも発言していたことが分かりました。

「副会長をトップとする検討体制を設けて可能な限り原因究明を行う」(NHK・稲葉延雄会長)

 NHKの稲葉会長は、自民党の放送政策などを議論する会合に出席し、中国籍の40代の男性が中国語のニュースで沖縄県の尖閣諸島は「古来から中国の領土です」などと発言した問題で、同じスタッフがさらに「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと英語で発言していたと説明しました。

 NHKは再発防止策として、中国語ニュースを事前収録して放送する形に切り替えています。(ANNニュース)