NHK会長「深刻な事態」と謝罪 外部スタッフの不適切発言

AI要約

NHKの稲葉延雄会長が中国籍の外部スタッフが尖閣諸島を「中国の領土」と発言した問題について謝罪。

再発防止に向けて対応策を講じる方針を表明。

関係者の責任追及や管理体制の強化を図る。

 NHKの稲葉延雄会長は22日、19日のラジオ国際放送などの中国語ニュースで中国籍の外部スタッフの男性が沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」と発言した問題について、「極めて深刻な事態と受け止めている。視聴者、国民の皆さまに深くおわびする」と謝罪した。

 

 22日の自民党会合で謝罪し、その後の報道陣の取材で内容を明らかにした。

 NHKは、再発防止に向けて原因を究明し、関係する役職員の責任を問う方針。男性に対する損害賠償請求や刑事告訴の検討を進め、管理体制の強化も図る。