「事務職不要」熊本知事が陳謝 県庁会議で発言

AI要約

熊本県知事が一般事務職や高校の普通科について発言し問題となったが、真意は求人の事務職に偏りがあることへの指摘であり、普通科の撤廃を意図していないと説明した。

この発言は議論を促すための問題提起であり、誤解を受けたことを受けて訂正と謝罪を行った。苦情も3件寄せられているという。

20日の会議での発言は過激な言い方だったが、教育の側面から高校の普通科への考えを示したものである。熊本県の働き手不足に取り組むための話し合いが行われた経緯がある。

「事務職不要」熊本知事が陳謝 県庁会議で発言

 熊本県の木村敬知事は22日、県庁で20日に開かれた働き手不足を解消するための取り組みを協議する会議で「一般事務職や高校の普通科は要らない」と発言したとして「真意を伝えられなかった。訂正しておわびしたい」と定例記者会見で陳謝した。

 真意について「求人が事務職に偏っていることを言いたかった。普通科を撤廃するつもりもない」と説明。会議で議論が停滞していたとし「問題提起の意味だった。今後気をつけたい」と釈明した。県にこれまで3件の苦情が寄せられたとも明らかにした。

 20日の会議では「教育長に過激な言い方だけど(高校の)普通科なんかは要らないと思っているのね」と発言した。