「燃料デブリ」取り出し作業に失敗…作業手順間違えたか 23日以降に延期 廃炉の“最難関”巡りこれまで3回延期 福島第一原発2号機

AI要約

福島第一原子力発電所で22日に予定されていた燃料デブリの取り出し作業が、トラブルにより延期された。

作業は23日以降に再開される予定だが、具体的な再開時期は未定。

燃料デブリの取り出し作業は今回が4回目の延期となっており、2週間かけて試験的に3グラム以下の燃料デブリを取り出す計画だった。

「燃料デブリ」取り出し作業に失敗…作業手順間違えたか 23日以降に延期 廃炉の“最難関”巡りこれまで3回延期 福島第一原発2号機

福島第一原子力発電所で22日、事故後初めてとなる燃料デブリの取り出し作業が予定されていました。

しかし、トラブルがあり、作業は23日以降に延期されることになりました。

福島第一原子力発電所2号機では、事故で溶けた燃料などが冷えて固まった“燃料デブリ”の試験的な取り出し作業が22日、事故後初めて予定されていました。

しかし、東京電力によりますと、作業の手順を間違えるトラブルが発生し着手に失敗。

23日以降に延期されることになりましたが、再開時期は未定です。

燃料デブリの取り出し作業は廃炉の“最難関”とされ、これまで3回延期されていました。

今回の作業は、22日から2週間かけて3グラム以下の燃料デブリを試験的に取り出す計画でした。

1号機から3号機には、合わせて880トンの燃料デブリがあると推計されています。