9月からのJR京葉線ダイヤ再改正に反発 千葉・宮本泰介習志野市長、停車本数充実訴え

AI要約

宮本泰介市長が新習志野駅での停車本数減少懸念を表明。

市はJRに停車本数の充実を求める要望書を提出。

宮本市長は、利用者の利便性を考慮してJRに改善を要望。

9月からのJR京葉線ダイヤ再改正に反発 千葉・宮本泰介習志野市長、停車本数充実訴え

千葉県習志野市の宮本泰介市長は21日の記者会見で、9月に迫るJR京葉線のダイヤ再改正で新習志野駅での停車本数が減ることに懸念を示し、改めて停車本数の充実を訴えた。

同駅は各駅停車しか止まらない。今年3月のダイヤ改正では平日の場合は、上下線で1日30本増えた。その後、再度のダイヤ見直しで逆に9月からは「3月の改正で増えた乗車機会の約3分の1が最大で減ることになった」として、市はJR側に停車本数の充実を求める要望書を出している。

宮本市長は会見で「京葉線に快速が停車しない4駅中、武蔵野線から東京への電車が合流する市川塩浜駅以外の3駅で、住宅街を背負うのは新習志野駅だけだ。(駐輪場の広さや利用者数は)快速が止まるのにも資する」と指摘した。

「市民は3月16日のダイヤ改正以降、停車環境が良くなったのを純粋に喜んだが、それが使えなくなるのでは、良くない。JRには『結果』で(要望書への回答を)お返しいただきたい」とも語った。