自民党は「刷新」でなく「刷新感」本当に新しい方向に行けるのか? 政治アナリストが厳しく指摘

AI要約

政治アナリスト伊藤惇夫氏が自民党内の「刷新感」という言葉に疑問を投げかける

伊藤氏は刷新感よりも本当の刷新を求める姿勢を示す

総裁選や決選投票についての厳しいコメントも行った

 政治アナリスト伊藤惇夫氏が21日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。自民党内でよく出てくる「刷新感」という言葉に、「引っかかる」と首をかしげた。

 「自民党で『刷新感』という言葉が流行語になっているという気がして。刷新じゃない。感なんです。刷新したように見えるというふうに受け取られてしまうところもある。刷新感ではなく、本当に刷新するんだという方向で行かなければならないのに」と注文をつけた。

 今回の総裁選で決選投票になった場合、地方票が誰にどのくらい入ったがわかった上での開催となる。「決選投票になった場合、地方票で勝った人間を国会議員票でひっくり返すのは難しいという言い方をしている人がいました。それは刷新感とつながってくる。何も変わってないということになっては、国民から見透かされてしまいます」と厳しかった。