田崎史郎氏「自分の存在を知らしめたい」 自民・茂木幹事長ご機嫌でテレビカメラにおしゃべり

AI要約

政治ジャーナリストの田崎史郎氏がTBS系「ひるおび」に出演し、菅義偉前総理と茂木敏充幹事長の会食についてコメント。茂木氏の動向が注目される中、総裁選に向けた動きが活発化している。

岸田文雄首相の退陣表明後、自民党内で候補者の動きが加速。田崎氏は、茂木幹事長と麻生太郎副総理の会談を取り上げ、決選投票についての憶測も紹介。

自民党総裁選は9月に行われることが決定しており、候補者間の駆け引きが熱を帯びている。

田崎史郎氏「自分の存在を知らしめたい」 自民・茂木幹事長ご機嫌でテレビカメラにおしゃべり

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が21日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。20日夜に菅義偉前総理と会食した茂木敏充幹事長が、会食後にテレビカメラに向かって「日本の将来についてとてもいい話ができました」とご機嫌で語ったことに反応した。

 「ふだん、しゃべらないで車に乗るケースが多いです。カメラの前に立ち止まってああいう風に言われたというのは、自分の存在を知らしめたいという気持ちがあるわけです。来週以降、出馬時期を探っているわけです。動きが激しくなる中で、埋没しちゃ行けない。私もここにいますよということを示された。珍しいですね」と話した。

 岸田文雄首相の退陣表明以降、党内では来月の自民党総裁選を巡って、さまざまな動きが表面化している。茂木幹事長も立候補が予想されている。

 田崎氏は岸田退陣表明の当日となる14日、茂木幹事長が麻生太郎副総理と会談したことに注目。「決選投票でどうするかという話をしている。1回目、麻生派は茂木さんを推さないのは分かりきった話。河野さんがいますから。むしろ、決選投票の時にどうするって話をしたと聞いています」と語った。

 今回の総裁選は、1回目の投票で過半数を誰も獲得できなかった場合、上位2人による決選投票となる。「(決選投票は)国会議員が事実上決める形。どういうふうに反応していくか。1回目の投票結果を見て、だれが勝ちそうか見極めないといかんわけです。その擦り合わせだと思います」。

 自民党総裁選は9月12日に告示、27日投開票。