都内で特殊詐欺の被害額が“過去最多ペース” 対策を親子で学ぶ展示会開催

AI要約

東京都内の特殊詐欺被害額が過去最多を上回るペースで増加している。

警察博物館で親子向けの特殊詐欺対策展が始まり、実際の事件を体験しながら対策を学ぶことができる。

特殊詐欺の被害を未然に防ぐために、家族単位で対策を学び、家族の合言葉を決めることが重要。

都内で特殊詐欺の被害額が“過去最多ペース” 対策を親子で学ぶ展示会開催

 東京都内の特殊詐欺の被害額が過去最多を上回るペースで増加するなか、対策を親子で学べる展示が始まりました。

 20日から東京・中央区の警察博物館で始まった「親子で学べる特殊詐欺対策展」では、実際にあった特殊詐欺事件の犯人の音声を聞いて手口を体験し、その対策を学ぶことができます。

「(詐欺の電話があったときのために)おうちの人と“家族の合言葉”を決めておこう」(小学4年生)

 都内の特殊詐欺の被害額は、上半期だけで約47億円と過去最多を上回るペースになっていて、警視庁は「家族単位で手口や対策を学び、被害防止をしてほしい」としています。

 特殊詐欺対策展は、9月1日まで開催されます。(ANNニュース)