自民党総裁選「国家百年の計議論を」 全国知事会長の宮城・村井嘉浩知事

AI要約

全国知事会長の村井嘉浩・宮城県知事は、自民党総裁選について意見を述べた。

総裁選の候補者が増える中、様々な年代からの出馬が予想される。

知事会は候補者に人口問題戦略や国内外の課題について情報を求める予定だ。

自民党総裁選には約10人の前後の候補者が出馬意欲を示しており、一部の有力候補が名乗りを上げる雰囲気にある。

村井知事はどの候補者が当選しても自民党をまとめ上げられると述べた。

総裁選では大半の派閥が解消され、幅広い年代からの出馬が予想されるが、村井知事は人材であれば年齢は問題ではないとの見解を示した。

自民党総裁選「国家百年の計議論を」 全国知事会長の宮城・村井嘉浩知事

全国知事会長の村井嘉浩・宮城県知事は19日の記者会見で、今週から本格化した自民党総裁選について、「自民党総裁は通常、日本の総理になる」としたうえで、「目の前にある課題のみならず、国家百年の計の議論をしてほしい。自民党の支持者だけではなく、国民も関心を持っている」と述べた。

総裁選は、19日午後に小林鷹之・前経済安保相がトップを切って出馬表明を行う予定で、10人の前後の候補者が意欲を見せているとされる。村井知事は「名前が出ている方は、すばらしい方ばかり。どの方が総裁になっても、自民党を取りまとめることができると思う」と語った。

知事会としては、総裁選の候補者が固まり次第、アンケートや要望といった形で、各候補者に人口問題戦略やさまざまな課題について意見を聞くという。

大半の派閥が解消して初めての総裁選で、出馬を予定している候補者も40歳代から70歳代までと幅広い。村井知事は「かなり多くの方が手を挙げるだろう。外国との交渉や国内の諸問題に取り組める人材であれば、年齢は関係ないと思う」との見解を示した。