【今日は何の日:8月19日】1965年、終戦から20年目にして現職首相が初めて沖縄訪問

AI要約

1965年、佐藤栄作首相が沖縄返還を重要政策として訪問し、意気込みを示す。

1946年、全日本産業別労働組合会議が結成され、労働運動をリードするも1958年に解散。

1980年、新宿駅で起きたバス放火事件による犠牲者と加害者の経過。

1965(昭和40)年 沖縄返還を重点政策に掲げていた佐藤栄作首相(1901~75)が、21日までの3日間、現職の首相としては戦後初めて沖縄を訪問。那覇空港到着時の演説で「沖縄の返還なくして日本の戦後は終わらない」と述べ、意気込みを示した。

1946(昭和21)年 全日本産業別労働組合会議(産別会議)が、電産、国鉄、鉄鋼、機器、全炭など21単産、組合員163万人をもって結成された。産別会議は当時、組織系統では左派のナショナルセンターの位置にあり、右派の日本労働組合総同盟(総同盟、組合員85万人)をしのぎ、労働立法の制定、最低賃金制の確立、労働協約の締結など日本の労働運動をリードした。しかし、共産党の影響を排除しようとする動きや連合国軍総司令部(GHQ)の右旋回で組織が弱体化し、1958年に解散。

1980(昭和55)年 東京・新宿駅西口に停車中のバスに38歳の男がガソリンをまいて放火し、炎上。乗客30人のうち6人が死亡、14人が重軽傷を負った。加害者の男は、「心神耗弱状態にあった」として、1986年東京高裁で無期懲役が確定。95年、刑務所内で自殺した。