自民・小林鷹之氏が横田めぐみさん拉致現場を視察 「胸が張り裂けそうな思いだ」

AI要約

自民党の小林鷹之前経済安保担当相が日本人拉致問題で横田めぐみさんの拉致現場を視察し、家族への思いを述べた。

小林氏は国民の命を守る責務を強調し、拉致被害者全員が日本に帰ることを願っている。

党総裁選に向け、待望論がある小林氏が拉致問題に取り組むために新潟を訪れたことについて語った。

自民・小林鷹之氏が横田めぐみさん拉致現場を視察 「胸が張り裂けそうな思いだ」

北朝鮮による日本人拉致問題で、自民党の小林鷹之前経済安保担当相(49)は17日、新潟市の横田めぐみさん(59)=拉致当時(13)=の拉致現場周辺を視察した。小林氏は視察後、「私にも中学生の娘がいる。めぐみさんと家族のことを思うと、胸が張り裂けそうな思いだ」と感想を述べた。

小林氏は午後2時ごろから約20分間、新潟市中央区にあるめぐみさんの母校の市立寄居中から、拉致現場とされる日本海に面した海岸近くまでを徒歩でたどった。

小林氏は「国民の命を守り抜くことは、国や政治家に課せられた最大の責務。拉致被害者全員が一日も早く日本の地を踏み、家族と抱き合える日が来るよう、一人の政治家として全力を尽くす」と語った。

9月の党総裁選に向け、党内中堅・若手を中心に待望論がある小林氏。この時期に視察に訪れたことについては、「国の最重要課題として拉致問題に取り組まなければいけないとの目的意識をもって新潟に来た」と説明した。