「生活費に充てた」約160万円横領の疑いで八代調停協会の元会長の男を逮捕 熊本地裁は「極めて遺憾」

AI要約

元八代調停協会会長が約160万円を横領し逮捕された。

犯行は2022年4月から10月にかけて行われた。

逮捕後、元調停委員は生活費に充てたと供述している。

「生活費に充てた」約160万円横領の疑いで八代調停協会の元会長の男を逮捕 熊本地裁は「極めて遺憾」

2年前、八代調停協会の口座から約160万円を引き出し横領した疑いで、当時会長を務めていた元調停委員の男が逮捕された。男は容疑を認めていて、横領した金は「生活費に充てた」と供述しているということだ。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、熊本地裁八代支部の元調停委員・佐藤和貴容疑者(64)だ。

警察によると、佐藤容疑者は2022年4月から10月にかけて、当時会長を務めていた八代調停協会の銀行口座から7回にわたり現金を引き出し、計158万円を横領した疑いが持たれている。

調べに対し佐藤容疑者は容疑を認めていて、横領した金は「生活費に充てた」と供述しているということだ。

熊本地裁は「極めて遺憾」とコメント

八代調停協会は熊本地裁八代支部に所属する調停委員でつくる任意団体。調停委員は裁判所の非常勤職員にあたり、佐藤容疑者は2023年10月に解任されている。

熊本地裁の大西勝滋所長は「元調停委員が逮捕されたことは極めて遺憾。綱紀粛正に一層努力したい」とコメントしている。

(テレビ熊本)