「生活費に充てた」協会の口座から158万円着服 八代調停協会元会長の男(64)を逮捕 熊本

AI要約

八代調停協会の前会長が協会名義の口座から158万円を着服し逮捕される事件が発生しました。

業務上横領の疑いで逮捕された佐藤容疑者は、引き出した現金を生活費に充てたと容疑を認めています。

八代調停協会は裁判所の外に設置された任意の団体であり、調停委員がトラブル解決の仲介役を担っています。

「生活費に充てた」協会の口座から158万円着服 八代調停協会元会長の男(64)を逮捕 熊本

八代調停協会の前の会長が、協会名義の口座から158万円を着服したとして逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、熊本県八代市日置町の無職、佐藤和貴(さとう かずたか)容疑者(64)です。

警察によりますと佐藤容疑者は、八代調停協会の会長を務めていたおととし4月から10月の間に、協会名義の口座から7回に渡り、現金あわせて158万円を引き出し、着服した疑いが持たれています。

協会の会計監査で指摘を受け、佐藤容疑者は去年会長を辞任し、協会が今年3月に告訴状を提出していました。

警察の調べに対し佐藤容疑者は、「生活費に充てた」などと、容疑を認めているということです。

調停協会は裁判所の外に設置された任意の団体で、所属する調停委員は身近な問題やトラブルを解決するため、当事者間を仲介する裁判所の非常勤職員です。