終戦79年、全国戦没者追悼式 戦後生まれ、参列予定遺族の47%

AI要約

終戦から79年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京)で開かれる。参列者は全国の遺族約3200人や、天皇、皇后両陛下、岸田文雄首相ら約700人。遺族を含む参列者数は約4300人で、コロナ禍の影響で絞られた人数が予想される。

厚生労働省によると、戦後生まれの遺族が47.1%と過去最多で、配偶者の参加はわずか0.1%。子が最も多く、41.8%を占める。戦争を知らない世代が多い中で、遺族の中での出席者の構成が明らかになっている。

過去最多の戦後生まれの遺族や、コロナ禍で絞られた参列者数など、戦没者追悼式の参加者に関する情報が公表され、15日の式典が注目されている。

終戦79年、全国戦没者追悼式 戦後生まれ、参列予定遺族の47%

 終戦から79年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京)で開かれる。全国の遺族約3200人や、天皇、皇后両陛下、岸田文雄首相ら約700人が参列する予定。遺族を含む参列者数は、新型コロナウイルスの影響で絞ってきたが、一定程度増える見通し。

 厚生労働省によると、遺族は47都道府県の3215人が参列する予定。全体では4300人程度となる見込みで、コロナ禍前の2019年(約6200人)の約7割となる。

 戦争を知らない世代が多くを占める。参列予定の遺族のうち、戦後生まれは1513人で全体の47・1%と過去最多に。配偶者はわずか2人(0.1%)。子が最も多く、1344人(41.8%)。